かがみの孤城【映画感想】

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タイトル
かがみの孤城

感想
「かがみの孤城」は本屋大賞で話題になった辻村深月先生の、ファンタジーストーリーが展開される作品。
不登校の主人公こころを含む中学生たちが、鏡を通じて孤城の世界に招待される。
孤城には願いを叶える鍵があり、7人の中から一人の願いが叶う。
一年以内に願いをかなえる必要があり、願いを誰かが叶えるとその後の記憶は失われる。
誰も願いを叶えられないと、全員の記憶が残る。
中学生たちのトラウマや家庭の事情が明らかになり、共通点や友情が育まれる。
物語が感動的で、いじめや苦しみに立ち向かう姿勢やそれぞれの思惑、それぞれの思いやりが書かれていて、一人一人のストーリーもしっかりしていた。
伏線の回収がしっかりしており、展開に期待外れ感は全くなかった。
設定はすぐに何がモチーフかは気が付いた、そして人物設定も途中である程度気が付いた、おおかみさんが誰なのかも気が付いた。
そう、考えながら見るとちゃんと伏線で気が付けるようになってるのも面白かった。
大人でも感動する内容であり、子供にも観てほしい作品ですね。
是非家族で見てほしい。
アニメーションの美麗さや声優の演技も最高に良かったです。

ただ、最後に少し疑問に思ったことがあり、最後の数分だけ何度か見てみたが自分では解決できなかった。
映画はいつも原作のあるものは極力原作を読んでから鑑賞しますが、今回は未読のまま誘惑に負けて見てしまった。
後日、原作を読んで答え合わせをしたいと思う。
何と!!
原作の小説だけでなく、漫画も出ていたんですね。
読むなら小説かな?両方読みたいですが・・・

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