無停電電源装置(UPS)の選び方

周辺機器

無停電装置とは?
UPSの給電方式とは?
UPSを選ぶときのポイントとは?

無停電電源装置(UPS)とは、停電や電圧の変動があったときに、一時的に電力を供給して機器を守る装置のことです。

🔋 簡単に言うと…
「もしも停電しても、パソコンやサーバーがすぐに落ちないようにするバッテリー付きの電源装置」です!

💡 どうして必要なの?
停電や電圧の変動が起こると、パソコンや精密機器が突然止まってしまい、データが消えたり、機器が壊れたりすることがあります。UPSがあると、その間に安全にシャットダウンしたり、予備電源に切り替えたりできるので、大切なデータや機器を守ることができます。

⚙ どんな仕組み?
普段は普通の電源を使う
→ UPSは電気を通しながら、自分のバッテリーも充電しています。

停電すると、すぐにバッテリーから電気を供給
→ パソコンや機器が急に止まらず、数分〜数十分動かせる。

その間に安全に電源を切るか、別の電源に切り替える
→ データを保存したり、発電機につなげたりできる。

📌 どんなところで使う?
オフィスや会社(パソコンやサーバーを守る)

病院(医療機器が止まらないようにする)

工場や鉄道(制御システムを安定させる)

UPSがあると「いきなり電源が落ちる」リスクを防げるので、安心して機器を使えますよ! 😊

UPSの給電方式には主に3つのタイプがあり、それぞれ特長や用途が異なります。

1️⃣ 常時商用給電方式(オフライン方式)
🔹 仕組み

普段は商用電源(コンセントの電気)をそのまま機器に供給する。

停電時にバッテリーに切り替えて給電する。(切り替えに数ミリ秒の時間がかかる)

🔹 メリット
✅ 価格が安い
✅ 消費電力が少なく、省エネ

🔹 デメリット
❌ 切り替え時に一瞬の電圧変動が発生することがある
❌ 電圧の変動やノイズの影響を受けやすい

🔹 主な用途
💻 家庭用パソコン・小規模なオフィス機器向け

2️⃣ ラインインタラクティブ方式
🔹 仕組み

商用電源を使いながら、電圧が異常になったら自動で補正(AVR機能)する。

停電時はバッテリーに切り替えて給電。(切り替え時間はオフライン方式と同じくらい)

🔹 メリット
✅ 電圧の変動を補正できるため、機器が安定しやすい
✅ オフライン方式よりも信頼性が高い

🔹 デメリット
❌ 瞬時停電や電圧変動が激しい場合は対応しきれないこともある
❌ オフライン方式よりは価格が高い

🔹 主な用途
🖥 小規模サーバー・ネットワーク機器向け

3️⃣ 常時インバーター給電方式(オンライン方式)
🔹 仕組み

商用電源を 一度バッテリーに充電し、その電力を機器に供給する。

停電時も切り替えなしで給電が続くため、電圧変動やノイズの影響を受けにくい。

🔹 メリット
✅ 切り替え時間ゼロ(常に安定した電力を供給)
✅ 電圧変動やノイズの影響を完全に除去できる

🔹 デメリット
❌ 価格が高い
❌ 常にインバーターを使うため、発熱や消費電力が大きい

🔹 主な用途
🏢 データセンター・病院・重要な制御システム向け

🔍 どのUPSを選ぶべき?
用途 おすすめのUPS
家庭用パソコン・小規模オフィス オフライン方式
サーバー・ネットワーク機器 ラインインタラクティブ方式
データセンター・病院・鉄道制御 オンライン方式
用途に応じて最適なUPSを選べば、大切な機器をしっかり守れます! 💡

UPSを選ぶときのポイントは 「用途」「必要な電力」「給電時間」「給電方式」 の4つ!

✅ 1. 用途に合ったタイプを選ぶ
用途 おすすめUPS
家庭用PC・小規模オフィス オフライン方式(安くて省エネ)
サーバー・ネットワーク機器 ラインインタラクティブ方式(電圧補正あり)
データセンター・病院・制御システム オンライン方式(常に安定給電)
⚡ 2. 必要な電力(VA/W)を確認する
🔹 UPSの容量(VAまたはW)は 接続する機器の合計消費電力の1.2〜1.5倍 を目安に!
🔹 例:PC(300W)+ルーター(50W)= 合計350W → 500VA以上のUPSが理想

⏳ 3. 停電時の給電時間をチェック
🔹 数分あれば十分なら 小型UPS
🔹 10分以上ほしいなら バッテリー容量が大きいもの
🔹 長時間使うなら 外部バッテリー対応のUPS

⚙ 4. 給電方式を選ぶ(電源の安定性を考慮)
🔹 電源が比較的安定している場所 → オフライン or ラインインタラクティブ
🔹 電圧変動やノイズが多い場所 → オンライン方式がベスト

👉 まとめ: 接続機器の消費電力+必要な給電時間+給電方式で選べばOK! 🔋

今回、当方で選んだUPSは下記になります。
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