本日の課題
変数とはデータの入れ物になります。
変数名にはルールがあります。
1文字目
小文字「a~z」と大文字「A~Z」のアルファベット「_」「$」
2文字以降
小文字「a~z」と大文字「A~Z」のアルファベット、数字「0~9」「_」「$」
※使えない文字
「public」「void」「main」などのキーワードになる文字
1:変数の宣言とは、変数を作ることになります。
データ型 変数名;
int age;
2つ以上を宣言する方法は「,(カンマ)」を入れます。
データ型 変数名,変数名・・・;
int year,month,day;
2:変数に代入するとは、値を入れることになります。
変数名=値;
age = 50;
3:変数を参照するとは、変数の中を見ることになります。
System.out.println(age+”歳”);
4:変数を初期化するとは、1と2を同時に行うことで宣言して代入を一緒にします。
int age = 50;
データ型とはデータの種類(3000種類以上)となります。
・基本データ型とは基本の8種類のデータになります。
後日画像を貼ります
数値はデフォルトで「int型」と「double型」で扱われます。
※long型の整数には最後に「l」「L」を付けます。
※float型の小数には最後に「f」「F」を付けます。
※char型の文字データは「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
参照型とは基本データ型の除いたデータ型になります。
・文字列は「String型」で表現されます。
※「S」は大文字なので注意!!
String name = “てんち”;
配列は別途説明します。
ソースコード
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// byte型
byte byteVariable = 100;
System.out.println(“byteVariable: ” + byteVariable);
// short型
short shortVariable = 1000;
System.out.println(“shortVariable: ” + shortVariable);
// int型
int intVariable = 100000;
System.out.println(“intVariable: ” + intVariable);
// long型
long longVariable = 1000000000L;
System.out.println(“longVariable: ” + longVariable);
// float型
float floatVariable = 3.14f;
System.out.println(“floatVariable: ” + floatVariable);
// double型
double doubleVariable = 3.141592653589793;
System.out.println(“doubleVariable: ” + doubleVariable);
// boolean型
boolean booleanVariable = true;
System.out.println(“booleanVariable: ” + booleanVariable);
// char型
char charVariable = ‘A’;
System.out.println(“charVariable: ” + charVariable);
// String型
String stringVariable = “Hello, Java!”;
System.out.println(“stringVariable: ” + stringVariable);
}
}
結果
byteVariable: 100
shortVariable: 1000
int: 100000
long: 1000000000
float: 3.14
double: 3.141592653589793
boolean: true
char: A
stringVariable: Hello, Java!
解説
javaにおけるデータ型(型)は、変数が格納できる値の種類を定義します。 Javaでは主に整数、小数、真偽値、文字、文字列の5つの基本的なデータ型があります。
整数
整数は小数点以下を含まない数字です。 Javaでは、主に以下のデータ型があります。
byte: 8ビットの符号付き整数を格納するためのデータ型です。 値の範囲は -128 から 127 です。
short: 16ビットの符号付き整数を格納するためのデータ型です。 値の範囲は -32,768 から 32,767 です。
int: 最も一般的な整数データ型で、32ビットの符号付き整数を格納します。 値の範囲は -2,147,483,648 から 2,147,483,647 です。
long: 64ビットの符号付き整数を格納するためのデータ型です。 値の範囲は -9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807 です。
浮動小数点
小数は小数点以下を含む数字です。 Javaでは、主に以下のデータ型があります。
float: 単精度浮動小数点数を表すためのデータ型です。 32ビットの浮動小数点数を格納します。 値の範囲は約 1.4e-45 から 3.4e+38 です。
double: 倍精度浮動小数点数を表すためのデータ型です。 64ビットの浮動小数点数を格納します。 値の範囲は約 4.9e-324 から 1.8e+308 です。
真偽値
Boolean:真偽値は、true または false のいずれかの値を表します。 条件分岐やループなどで制御フローを決定するために使用されます。
文字
char:文字は、単一の文字を表すためのデータ型です。 JavaではUnicode文字セットを使用し、各文字は16ビットの符号なし整数として表されます。
String:文字列は、文字のシーケンスを表すデータ型です。 JavaではStringクラスを使用して文字列を表します。 文字列はダブルクォーテーションで囲まれます。
これらのデータ型は、Javaプログラミングで変数を宣言する際に使用され、それぞれ異なる種類のデータを格納するために使われます。 プログラムの中で、必要な種類のデータを格納するために適切なデータ型を選択することが重要です。
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